屋根から降りたClarion(KERRYが見た世界)

自分自身を観察しながら、より自分を好きになる道程

確信が持てなくても構わない

「コート内外で学んだことは、自分に確信が持てなくても構わないということね。以前は強くあろうとか、そういうことを自分にいつも強いていた。今は、もし気持ちが沈んだとしても、それは構わないんだって思えるの」

 これは今年1月の女子テニス全豪オープンで優勝した大坂なおみさんが、翌日のインタビューに答えた内容の一部です。大坂選手はアスリートとしての才能はもちろん抜群に高いのですが、自分の意志や在り方を伝えるインフルエンサーとしての役割も自然に発揮されていますね。

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私も高校時代テニス部に所属し2年半没頭していました。卒業後しばらくはテニスから離れていたのですが、40歳以降再びラケットを持ち草テニスに励んでおります。(コロナ禍の影響で昨年から少しご無沙汰なのですが・・・)

実は私にも自分に確信が持てない、考えや行動に一貫性がない、ということを自分の短所と捉え、自信満々に語る人、言動に一貫性がある人を羨ましく思っていた時期がありました。

 ところが自分の生まれ持ったデザインを見ると、そもそも私は物事に確信や信念を持って生きるタイプではなく、あの考えが正しい、このやり方は間違っていると決めつけることなく、

「そんな考え方もあるよね」

と言いながら様々な理論や行動パターンを楽しみ、現場現場で自分らしいと思える選択をしていくのが「私にとっての正しい在り方」なのでした。

どんな考えや概念、思考パターンも一旦受け入れ、それぞれの良さを楽しむことが出来る(好き嫌いはありますが)、その自分らしさに気付かされた時、本当に心が解放されたことを覚えています。

人類の約50%は私と同様のタイプと言われていますが、さて皆さんはいかがでしょうか。確信や一貫性を手放すと抑圧から逃れて違う世界が見えるかもしれません。 

ちなみに大坂選手はとてもパワフルなテニスをされますが、彼女の言動を見聞きしていてヒューマンデザイン的には他者の影響を受けやすいデザインだと見立てておりました。案の定9つのうち6つ以上が不安定なエネルギー体を持つデザインでした。テニスを始めたのも、1つ年上のお姉さんに付いていったことがきっかけだったらしく、自分から始めたわけではない可能性もありますね(誕生時間が不明なため、正確なデザイン情報は判りません)。